『火花』又吉直樹|才能だけでは届かない世界

読書記録

名の売れた芸人さんの凄さを再認識できる一冊。

お笑いの世界って華やかに見えるけど、

その裏には、才能と努力の残酷な差がある。

『火花』は、夢を追う芸人たちのリアルを描いた物語だ。

📚今回紹介する本はこちらです👇

才能と努力の違い

作中では、才能と努力の違いが静かに描かれていく。

努力しているのに届かない現実。

それでも夢を追い続ける姿。

少年漫画のように一気に成長するわけではなく、

少しずつ、少しずつ積み上がっていく。

でも、その積み上げが必ず報われるわけではない。

そこが、この作品のリアルさだと思う。

神谷という人間

神谷は、間違いなく才能を持っている。

でも、その才能をうまく扱えているかと言われると、

少し違う気がした。

せっかく才能があるのに、

「おもろいことをやる」という衝動のまま突き進んでしまう。

もう少し計算していれば、

とてつもない笑いを生めたんじゃないか。

正直、少しもったいなく感じた。

真樹との別れのシーンでは、

不器用さや人間味も見えて、余計にそう思った。

僕が思ったこと

才能は、持っているだけではダメなんだと思った。

でも同時に、

自分の中にもまだ扱えていない“何か”があるんじゃないかとも思えた。

(前向きに捉えたので勘違いでもいい)

そして改めて感じたのは、

「努力の才能」の大切さ。

僕の好きな“水の沸騰理論”を思い出した。

水は99度までは見た目が変わらない。

でも100度に達した瞬間、一気に姿を変える。

夢も努力も、きっと同じなんだと思う。

目に見えなくても、温度は上がっている。

小さな積み重ねを続けていこう。

そう思えた一冊だった。

📚今回読んだ本

▶︎こんな人におすすめ

・又吉さんが好きな人

・お笑い芸人のリアルな姿を知りたい人

・色々な人間模様を見るのが好きな人

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