タイトルと帯の言葉に惹かれて手に取った一冊
帯に”紙の本でしか”体験できない
と、書いてありタイトルも含めてどういう意味なんだろう?と興味を持ち読んでみました。
今回紹介する本はこちらです👇
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読み進めるほどに感じた「不思議な感覚」
物語は大物作家の妾の子として生まれた主人公のもとに父の死を知らせる連絡が。
そこで、最後の遺作を残しているが
何か知らないか?と聞かれ
その遺作を探していくという物語です。
探していく中で今まで全く知らなかった父の生き様を知ったり自分のルーツを知っていくことになります。
読み手としてはどんな秘密があるのか
推理していきながら読んでいました。
なんか引っかかるなぁ
そんな感じはするけどわからない。
読んでいく中でずっと違和感は感じていました。
「紙の本でしか味わえない」という意味
帯にあった”紙の本でしか”の伏線を回収した時には、「すごい。」の一言に尽きました。
作者の発想もだが、それを物語として成立させているのが作り手の執念を感じました。
これは電子書籍やオーディオブックなどでは味わえないタイトルや帯に偽りのない作品だなと思いました。
「本を読む体験」が好きな人にこそ読んでほしい
読み終えたあとは、なんとも言い難い静かな余韻に浸ることができました。
「推理できずに悔しい」「面白い」
というより
「この本を読めてよかった」
とそんな感想が湧いてきました。
読書には色んなカタチがあっていいと思っていますが、この本は”紙派”の方にはぜひ一度読んで欲しい作品です。
もちろん”電子書籍派”の方も
この本は紙の本で読んでいただけると紙の本の良さを知ってもらえるのではないかなと思いました。
📚今回読んだ本
▶︎こんな方におすすめです
・紙の本で読書をする人
・驚きや感動を求めている人
・ミステリーが好きな人
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▶︎紙の本でしか味わえないトリックを求めている方にはこちらの本もおすすめです。
→『殺戮にいたる病』の感想はこちらです。

