友人たちと初対面の家族が訪れた山奥。
その山奥で地下建築に閉じ込められるという、生死がかかった極限の状態から始まる物語です。
誰か一人が残らなければ全員が助からない。
誰が犠牲になるのか、全滅を避け脱出することはできるのか。
今回紹介する本はこちらです👇
犠牲が必要という異常なルール
ある地下建築を訪れた一行は、滞在中に大きな地震に遭い、地下建築に閉じ込められることになります。
地下からの湧水により浸水していることがわかり残り時間も限られているという危機的状況に。
誰かが残らなければ全滅するという状況下に陥ります。
そんな中、殺人事件が起こってしまいます。
一人犠牲にならないといけないなら、犯人が残るべき。
そう結論づけられるが、犯人は見つからないまま、水没までのタイムリミットが刻一刻と近づいていく。
犯人を突き止めたはずだった
犯人を見つけるどころか次々と起きてしまう殺人。
もう残り時間も刻一刻と迫ってきます。
タイムリミットまであと少しのところで犯人を突き止め、罪を自白させることができた生き残りのメンバーたち。
犯人は自ら犠牲になることを受け入れ、残された者達は地上へ戻る準備を始めます。
犯人との別れを惜しみながらも、やっと生きて出られることに安堵します。
そして、地上へ戻る直前。
一本の電話が鳴ります。
犯人との別れの電話でのその一言で、すべてがひっくり返りました。
最後の一言で、すべてが崩れた
読者の私も登場人物と共に「もう助かるぞ」と、少し気を抜いていました。
それくらい話の作り込みがよくできており、そのまま解決でもおかしくないくらいの展開でした。
ところが、最後の一言でそれまでの前提が全てひっくり返りました。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
この一言の意味を知ったとき、
思わずページを戻してしまいました。
この本を読み終わった後、余韻に浸るまもなくすぐに2周目を読み始めていました。
どこか気づけるポイントはなかったのか?
結末を知った上で読んだらどうなるのか?
そんな好奇心が止まりませんでした。
そして、結末を知って読んでも楽しめる作品でした。
読みやすく、最後の衝撃が忘れられない一冊でした。
しかも、一冊で二度楽しめる作品です。
「どんでん返しって面白い」と心から思えた一冊でした。
初めてどんでん返しを読む人にも、自信を持っておすすめできる作品です。
📚今回読んだ本
▶︎こんな方におすすめ
・どんでん返しのあるミステリーが好きな人
・緊張感のある展開を楽しみたい人
・読後に「やられた」と思いたい人
▶︎こんな人には合わないかも
・クローズドサークル作品が好きではない人
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