『世界の果てのカフェ』|「あなたはなぜここにいるのか?」人生を見つめ直す物語

自己啓発・実用書

あなたはなぜここにいるのか。

あなたは死を恐れるか。

あなたは満たされているか。

全世界で20年以上読み継がれている大ベストセラーであり、やりたいことが見つかる不思議なカフェの物語。

今自分がどこに向かっているのか、何に時間を使うべきなのか改めて見つめ直したいと思っていたので、読んでみました。

今回紹介する本はこちら👇

「あなたはなぜここにいるのか?」という問い

この本は、仕事に疲れあてもなく道を走っている主人公・ジョンが迷いに迷って入った不思議なカフェでの出来事が描かれています。

そこで出されたメニューには、冒頭で挙げた3つの問いが書かれていました。

①あなたはなぜここにいるのか?

一見簡単そうな問いに思えますが、これに即答できっぱり答えれる人はなかなかいないと思います。

私自身、この問いを見て改めて考えるとやりたいことやこうありたいというぼんやりとした姿は浮かびましたが、はっきりと

「このために生きている」

と断言できるものはありませんでした。

家族と楽しく生きていきたい。

もちろんそれもありますが、私個人としての存在理由やなんのために生きているかはぼやっとしているなと考えさせられました。

好きなことをして生きている自覚はありますが、

「なんのために生きているのか。」

この問いに明確な答えを持っていないと

存在理由以外のことにどれだけ時間を費やしてしまっているのかが有耶無耶になってしまう気がします。

そして、この本では宝の地図に例えられていました。

“宝の地図のバツ印を見てしまうと、無視するのは難しく追いかけたくなってしまう”

普通は宝の位置が分かれば遠回りせず最短で向かいたいですよね?

位置がわからないから彷徨い続けるし、時間を無駄にしていることに気づかないことにつながるんだと思います。

そして、②あなたは死を恐れるか。のところではやりたいことをやるチャンスを失うのが怖いから人は死を恐れると書かれていました。

たしかにまだあれもやりたかった、これもしたかったと後悔していては死にたくないですよね?

もちろん満足しているからといって死にたいわけではないとは思いますが、いつ死んでも後悔ないように生きるためにはしっかりと自分の存在理由、やりたいことに向き合うべきだと思いました。

アオウミガメから学んだこと

アオウミガメはイメージとは違い、意外と泳ぐのが早いそうです。

前から波が来ている時は自分の位置を保つのにちょうどいい速さで泳ぎ、

波が背後からてくる時は、勢いよくヒレを動かして前進するそうです。

前からの波の時にバタバタとしても疲れていざ良い波が来た時に力を出しきれなくなるからです。

これは人間に置き換えるとかなり良い教訓だと思いました。

目標もないままにいろんなことをして疲れてしまい、自分が力を出すべきタイミングに全力を注げなくなるのは勿体ないです。

この例えはとてもしっくり来ましたし、今までバタバタと無意味に体力を消耗していたかもしれないと思うと納得もできました。

漁師と実業家の話が一番印象に残った

もう一つ印象に残った例え話がありました。

ある実業家が仕事に疲れ、田舎へと逃避します。そこである漁師と出会い、話を聞きます。

その漁師の1日は、

朝起きて家族みんなでご飯を食べ、生きていくのに必要な分だけ魚をとり、子供達と浜辺で遊んで過ごすのだそうです。

ここで、実業家は

「もっと魚を取れる仕組みをつくればお金儲けできるよ」

と言います。

漁師はお金があったらどうなるのか尋ねます。実業家は、「やりたいことを自由にできるようになる」

と言いましたが、もうすでに漁師は自分のやりたいことを毎日やっていたのでお金を稼ぐ必要はなかった。

というお話です。

全部書くと長くなるので端的に書来ましたが、この本で言いたいことはまさしくここに詰まっているのではないかなと思いました。

日々の生活で存在理由を満たしていないから逃避したくなったり、リラックスしたくなり物が欲しくなり、心の隙間を埋めようとする。そうするとお金が必要となってきます。

ところが、「なぜここにいるのか」を理解し、その存在理由を満たすために生きられれば、お金への不安も今より小さくなるのではないかと思いました。

そして、結果として今より満たされた生活に近づけるのではないかと感じました。

思い返してみると、充実している時は物欲も少ないような気がしますし、ストレスが溜まったりうまくいかなくなると何か物を買って良い気分になりたくなった経験があるので、まさしくそうだと思いました。

心が満たされていないのを物で埋めようとしていたことを言語化され、納得しました。

このことを知っているのと知らないとでは今後の長い人生大きな差になると思います。

読んで思ったこと

この本を最後まで読んで思ったのは、

“なんのために生きているのかを言語化する必要がある”

ことです。

なんとなく思っているだけでは何をすべきか何をしたいのかぼやけてしまうと思います。

はっきりと言葉や文字に残すことでゴールや方向が明確になって突き進むことができると思います。

この現代においては、時間を奪おうとしてくる障害物は多くあると思います。

ゲーム、YouTube、SNSなど手軽に楽しめる誘惑が多いです。

しかし、存在理由を明確にすることで必要のないことへ時間を割くことがどれだけ遠回りをし、無駄なことをしているか意識しなくても身に沁みてわかると思います。

まだ私自身はっきりと言葉にできるほどまとまってはいないですが、今好きな「読書」を続けていくことで、やりたいことや存在理由を見つける手助けになればいいかなと思っています。

そして、今も取り組んでいますが、

“好きなことに時間を使う”

これを毎日少しずつでもやっていけば、満たされた人生に近づくと思うので継続していきたいと思います。

📚今回読んだ本

▶︎こんな人におすすめ

・人生の目的について考えてみたい人

・毎日を忙しく過ごしている人

・自分らしい生き方を見つめ直したい人

・読んだあとに価値観が少し変わる本を探している人

▶︎こんな人には合わないかも

・テンポの速いストーリーを求める人

・ミステリーやどんでん返しを期待する人

・すぐに答えだけを知りたい人

📚合わせて読みたい

存在理由を考えるきっかけになった方は、こちらの一冊もおすすめです。

「自分を大切にすることに理由はいらない」

そんな北欧の考え方に触れ、自分との向き合い方を見つめ直した本です。

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